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O.S さん
異業種営業→CSO→製薬会社
33才
(聞き手)
ワイアットラクト(株)
代表 高橋俊夫

年齢とMR経験年数とのギャップを、こうして乗り越えた!

今回は、異業種の営業からCSO(Contract Sales Organization)を経て、製薬メーカーに転職した、33歳の男性O.Sさんにお話をお聞きします。O.Sさんの転職への取り組みには、異業種出身者以外にとっても参考になる点が見られます。

(高橋) O.Sさんは異業種からCSO(Contract Sales Organization)に転職してMRになり、そこから今回、製薬メーカーに再度転職されたわけですが、今回の転職で特にたいへんだったことはありましたか。
(O.S) やはり年齢との比較で見た場合、MRとしての経験年数が短いという点は大きなネックだったと思います。面接をしてもらえば自分をアピールできる自信はありましたが、書類選考を通過できないというケースが多く、そこが一番たいへんでしたね。
(高橋) その意味では、少ないチャンスをいかに生かすか、という点が転職成功のポイントだったと言えますか。
(O.S) そうですね。
(高橋) そのために、面接に向けてどんな準備をされましたか。
(O.S) 面接では、会社によってどんな質問をされるかわからないので、一言で言えば「どんな質問にも対処できるように準備をした」ということだと思います。
(高橋) と言いますと。
(O.S) MRの仕事は、結局「売上をあげる」ということが目的ですから、面接でも「売上を上げるために何をしてきたか」という点は、どの企業でも共通して最も確認したい点だと考え、その点について準備しました。
(高橋) 具体的にはどんな準備をされましたか。
(O.S) たとえば「なかなか会えない先生に対してはどんな工夫をしたか」とか、「話すのが難しい先生とはどうやってコミュニケーションを図ったか」といったことを、なるべく具体的に整理しました。
(高橋) 実際の面接ではいかがでしたか。
(O.S) 今回入社することになった会社を例に上げれば、面接では仕事面での結果はあまり細かく聞かれませんでした。それよりも「どんなプランを立てて取り組んだか」ということについて面接官の関心が高かったと思います。
(高橋) では、ご自身が想定された通りだったわけですね。
(O.S) そうですね。面接官も「仕事の組み立て方を間違えなければ結果は出る」と考えていたのだと思います。やはり「ロジカルに取り組む」ということが大事なんだと思います。
(高橋) そういう準備をするにあたって、何かアドバイスがありましたらお願いします。
(O.S) とりあえずは、自分がこれまでにやってきたことを具体的に振り返ってみることだと思います。「あそこの医院では、あんなつらいことがあったな、そこで自分はどう対処したんだっけ」と、一つひとつ思い出していけばいいのではないかと思います。「つらいことに何とか対処した」という経験は、必ず「売上を上げる」という結果に関連づけて説明することができると思います。
(高橋) 最後に、転職を考えている方に何かアドバイスがありましたらお願いします。
(O.S) そうですね、転職を考える場合、おそらくほとんどの人は、今の会社に何らかの不満を持っているのだと思います。転職をする前に、そこのところを冷静に振り返ってみることが必要だと思います。そこを良く考えないで転職すると、次の会社でも同じことの繰り返しになりかねませんし、そこでよく考えてみることで、面接時の「転職理由」や「応募動機」の説明に説得力が出てくると思います。
企業側は、転職理由や志望動機にも、たいへん関心を持って確認してきますので、その意味でも大事だと思います。
(高橋) ありがとうございました。新しい職場でも頑張って下さい。

<インタビュー後記>
最近は異業種からのキャリア採用を行う製薬メーカーも増えており、今回のO.Sさんのように「営業力はあるけれども、年齢とMR経験とのバランスが・・・」という方も、今後はさらに増えていくものと考えられます。そうした方にとって、「書類選考のハードル」は今後とも決して低くはならないと考えられますので、O.Sさんのように「少ないチャンスを生かす」ということが重要になります。
そうした観点からは、今回のO.Sさんのような面接準備は、どのメーカーにも対応できる可能性が高く、汎用性のある対応として、ぜひ参考にしてみていただければと思います。


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